今回はFP1級技能士に合格するまでの勉強方法をご紹介します。
長らく働いている保険業界で、FPの資格や知識は最も身近なものであり、10年以上前にAFPを取得することができました。その後、上位資格としてCFPの取得を目指すため、CFP受験に向かってテキストと過去問題集(書籍)を購入しました。
ところが、CFPのテキストは、個人的にたいへん読みにくく、わかりにくく、そこに飽き性な性格が合わさって、しばらくして途中で断念することになりました。
そんな私が20年ぶりに改めてFP1級技能士を受験しようと考えたのは、
- コロナ禍で時間ができたこと
(懇親会等夜のお付き合いが極端に減りました。。。) - 事業承継に関する知識を具体的に業務に活かせることがわかったこと
(実際にFP1級技能士という資格を業務に活かしている同僚の姿をまじかに見ることで、モチベーションが上がりました!)
という、時間と意欲という重要な要素が揃ったことが大きかったのかもしれません。
ここで確認しておきますが、FP1級技能士の勉強は資格講座を受けたりすることはなく、独学です。
今回も過去問アプリを活用
時間と意欲が揃った私がまずはしたことは、先回の記事のとおり、ITパスポートの資格取得でアプリを活用した記憶がまだ新しかったことで、テキストの購入と同時に過去問アプリを探すことです。その中で、見つかったのは、
FP1級ドットコムです。10年分の過去問をスマホで気軽にどこでも解くことができます。

私が勉強していた4年前は全て無料でしたが、今は一部有料になっているようです💦反面、基礎編しかなかった問題が応用編も追加されており、使い勝手は良くなっているように感じます。
ただし、過去問アプリが活用しやすいのは、多肢択一や選択式等簡単に回答を選べるものであり、計算を繰り返す応用編には向かないように感じています。そういった理由からFP1級ドットコムについては、まずは基礎編の過去問を集中的に解くことで、基礎知識の習得に活用することをお勧めします。
早めに過去問を解くことで問題傾向を分析することができます。そのうえで、テキストを確認することで、重要論点を整理することができます。
また、どの資格試験でも言えることですが、全ての問題がテキストに書かれている内容から出されることはありません。テキストに書かれていない難易度の高い内容を確認するためにも、しっかりと過去問を確認しておく必要があります。
繰り返しの魔法
この言葉は、この時点から後に勉強する社労士受験でお世話になった講師から学んだ言葉です。
繰り返しの魔法とは簡単に言うと、一度で覚えようとしない、何回も見ること確認することで、自然と覚えることができるということです。忘却曲線という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、繰り返すことで忘れたことを思い出す作業を行いながら記憶の定着をはかることができます。

おそらく、こんなことは皆さん全員が落ち着いて聞けばわかりきっていることです。ところが、実際に繰り返したことがない方は、1度で覚えられないことで自分の能力に自信をなくして、勉強を止めてしまうことになります。また、勉強の習慣がある程度定着していないと何度も繰り返すことが苦痛で続けられません。
その壁を乗り越えることができれば、繰り返し過去問を解くことで正答率が上がる喜び、そして、自分の成長を感じることができるようになり、勉強が楽しくなってきます。
繰り返しの魔法、この言葉を実感できることができるまで、騙されたと思って、ぜひ何度でも繰り返して過去問を解いてみてください。
基礎を徹底的に学ぶ
先ほどもお伝えしたとおり、テキストで全ての試験問題の内容を網羅することはできません。なぜなら、過去問やテキストにない問題を出さないと難易度の維持が保てないからです。対して、資格テキストの出版社や、資格講座の先生方は可能な限り予想される試験問題を網羅しようと頑張ってくれていますが、全ての問題を掲載すればテキストは分厚くなり、講義時間はますます長くなってしまい、今度は受験生が勉強を続けられなくなってしまいます。
そこで重要なのは、基礎を徹底的に学ぶことです。過去問を繰り返して解いていると、何度も出てくる頻出事項が少しずつわかってきます。そういった頻出事項に関する問題を絶対に間違えないぐらい繰り返すことで、基礎が定着してきます。過去問を繰り返し解くことは基礎を確認するという最も重要なことを自然と学ぶこともできるのです。
基礎を徹底的に学ぶ効果は、例えば多肢択一問題で、一つしか合っている肢がわからなくても、その肢が絶対に間違っていないと確信できる問題であれば、他の肢がわからなくても正答にたどり着けることができます。そうやって点数を積み重ねることができます。
過去問を繰り返しながら、テキストを確認することで、記憶の定着をはかりながら、基礎を定着することで合格をつかむことができます。
無料講義動画(YouTube)との出会い
過去問アプリをネットで探す中で、FP1級技能士の受験に関連する情報が自然と入ってきます。そこで、もう一つの運命的な出会いがありました。
無料講義動画を配信する人気YouTuberとの出会いです。ほんださん、今となってはFP技能士を目指すほとんどの方が知っている方であり、ほんださんの影響で試験の難易度が上がったとまで言われています。
FP1級技能士学科試験の合格率は平均10%前後と言われています。ところが、私が初めてFP1級技能士の受験をした2023年5月の合格率は、なんと3.52%でした。
この時、本当か嘘かはわかりませんが、ほんださんの講義を視聴して受験生のレベルがあがり、問題の難易度があがったと噂されています。

ちなみに、諦めずに2023年9月に再度受験することで、おそらく合格点ギリギリだったと思いますが、なんとか学科試験に合格することができました。
今回お伝えしたいことの1つ目は、
合格率(難易度)は試験のたびに変わるため、また、自分にとって得意な問題が出ることがあること、結果的に運が良い試験に出会えることから、何度でも受けることに意味があります。
少し脱線しましたが、ほんださんの無料講義動画(YouTube)は、受験の在り方を変えたと感じています。YouTubeが普及するまでは、資格の講義動画は高い受講料を払って受けるものでした。ところが、範囲は限られているかもしれませんが、今は誰でも無料で講義動画を受けることができることで、受講料を払うことなく資格の勉強ができるようになりました。独学で気軽に始める方にとっては、本当に勉強をしやすい環境が整ったと言ってもよいと思います。
無料講義動画(YouTube)のメリットは、
- 目だけでなく耳でも聞くことで飽きることなく、勉強を継続することができます。
- テキストでは理解できない内容をわかりやすく詳しく解説してくれることで、理解につながります。
- 通勤や営業の移動中、お風呂(湯船)でリラックスしながら、いつでも勉強をおこなうことができます。
これまでお伝えしてきたの結論は単純で、過去問アプリを活用すること、無料講義動画(YouTube)を活用すること、この2つだけで、多くの資格を取得することができました。
もう一つ伝えるなら、FP1級技能士の特徴として、他の国家資格と違い、年3回受験をすることができます。社労士や行政書士、宅建士のように次の試験まで1年待つ必要がないことで、繰り返し受験をすることができますので、合格の可能性が高く、勉強を習慣化させるためにはうってつけの資格だと思います。また、FP技能士は中小企業診断士と同様広く浅く勉強する試験ですので、関連した内容を深く勉強したいという次につながる試験でもあります。とりあえず、何か知識を習得したい、勉強してみたいと考えている方はぜひチャレンジしてみてください。
今回も読んでいただき、ありがとうございました!
何か一つでも皆さんのご参考になれば幸いです。


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